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大橋胃腸肛門科外科医院
医療法人
OHASHI Clinic participate in Gastro-Enterology and Ano-Proctology
逆流性食道炎(GERD)
「食後に胸焼けがある」、「胸があつい」、「寝ようとするとこみ上げてくる」、「夜間むせ込むような咳がひどい」などの症状に代表される逆流性食道炎は、最近は各製薬会社も積極的にテレビCMを流しているので大分認知度が高い疾患となりました。胃と食道のつなぎ目にある逆流を予防する下部食道括約帯(LES)のゆるみと、胃酸分泌過多により胃酸が逆流する事で生じます。
生活改善(腹圧上昇の原因である肥満の解消・逆流しやすい油ものやチョコレートを控える・食後すぐに横にならないなど)に加え、胃酸分泌を抑制する薬剤(H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害剤)により速やかに症状は改善されます。
長期経過したGERDからバレット食道と呼ばれる粘膜が発生する事があり、炎症による刺激が続く事で癌化する可能性があります。そのため定期的な内視鏡検査が必要です。
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