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大橋胃腸肛門科外科医院
医療法人
OHASHI Clinic participate in Gastro-Enterology and Ano-Proctology
子どもの肛門を主訴に来院される親御さまへ

当院で対応している小児の代表的な疾患について説明します。
便秘症
もっとも多い疾患です。体質的にどうしても便秘になるお子さんもいますが、殆どはきちんとした排便習慣が身に付いていないことが原因です。一般的には、水分・野菜などの繊維質をしっかりととり、腸管がよく活動するよう十分な運動が効果的です。
便意を感じて排便する行為は、本来体にそなわった生理的な反射により誘導されます。確実なのが朝食後におこる大腸の「大蠕動」で、これにより夜間にS状結腸まできていた便が直腸に輸送され、便意を感じ、トイレに入り軽くいきむとスムーズに出るようになっています。
ただ、この排便習慣がしっかりと身に付いていないお子様が多く増えているのかなと思います。しっかりとした朝食を食べない・たべてもすぐに学校にいってしまい排便するタイミングを逃すなど。忙しく生活リズムの崩れやすい現代社会において、ついつい夜更かしして朝起きれなかったり、偏食やダイエット、おやつばかり食べたりと良い便になる高繊維食をとらないことが、大人だけでなく子供にも見受けられます。
排便に関しても、子供のうちからきちんと「しつける」ことは非常に大切ですし、親としての義務だと思っています。当院では各種資材を用意して、この「排便のしつけ」をしっかりと指導してサポートします。
子供向けの便秘指導のパンフレットを用意しています。
裂肛
肛門がきれる「裂肛」は、便秘症の結果である「太い便」・「硬い便」が肛門を通過する時に、肛門にストレスとなり結果として肛門が切れた状態のことを指します。大人の場合には下痢による過度な圧力上昇も原因の一つですが、子供の場合にはまず便秘が背景にあります。
切れては治りを繰り返すと、肛門が変形しながら治ってゆくために、裂肛部の内外に「肛門ポリープ」や「スキンタッグ(皮垂)」ができます。このスキンタッグをみて親が心配になりつれてくることが多いですが、これはあくまで結果であり、大切なのは上の便秘の項で述べたように、切れないように正しい排便となる習慣を学ばせることです。
肛門への軟膏処置で速やかに改善してゆきますが、この「正しい排便習慣」が身に付かなければすぐに再発して繰り返します。
絵本を使った効果的なトイレットトレーニングを
おすすめしています。
痔瘻
乳児期の男児に好発する痔瘻です。大人の痔瘻と異なるいくつかの特徴があります。
肛門の左右や斜め横に好発し、大人に多い前後には滅多に出来ません。
子供の痔瘻は、状況により切開排膿し、入浴時のマッサージなどを行なうことで多くは自然治癒してゆきます。中に何度も再燃を繰り返すこともありますが、その場合は腰椎麻酔がかけれる中学生頃の手術をお勧めしています。急いで手術する必要はまったくないと考えています。
漢方薬を併用することでより早期に治癒したり、再燃を予防したりする報告もあり、適宜併用しています。
待ち時間を退屈しないように、また医院にくるのが楽しみに
思えるように工夫しています.



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